これからの分散投資について


『投資は同じカゴに盛るな』という格言の通り、投資をする上で、資産を特性の違う投資対象に分散するというんは鉄則です。

ここ、最近までは国内の投資対象だけにとらわれず、『国際分散投資』が主流であったようですが、そのセオリーも少しづつ変化をしているようです。

いったい、これからのスタイルはどのようにリスクのコントロールをうまくしていくのでしょうか?

たとえばですが、リスクをとって株式に投資したとしましょう。その際の平均リターンは5〜10%といったとこです。 だとすれば、資産分散で海外の債券などに分散投資し、3%ほどの安定的なリターンを取るべく、リスクヘッジで投資することは、分散投資の王道的な考え方でした。

しかし、この手堅いといわれてきた手法でも変動時は、30〜50%の損失を生む場合があるのです。 その代表的な例がリーマンショックです。世界経済が密接に関連しあってきている今となっては、国内海外の株や債券への分散投資は安全ではないというのが証明されました。

すなわち、国内外とはいえ、株式と債権だけでは、値動きの違いの相殺が厳しくなってきているといいうことなのです。

そこで、新しく分散投資のセオリーとなりつつあるのが、金や、不動産といった株式などとは関連性の薄いものをポートフォリオに組み込むことです。 それにより、分散投資の効果を高めることができるのです。

分かりやすく極端な例を紹介しましょう。

資産の大半を預貯金に預け、残りをFXなどのアクティブな投資対象になげて、積極的に投資するほうが、万一の際のダメージはス少なくてすみます。

5割を預貯金に、そして残り5割を従来のオーソドックスな海外株で運用を行ったケースと、9割を預貯金で1割をFXファンドなどで積極運用するケースを比較してみたとします。

国際分散投資での想定リターンは、多めに見積もって5〜10%。資産全体では2.5〜5%です。しかし、リーマンショックのような事態に陥った際は、資産の30%近くをを失う可能性があります。

では1割の積極運用ではどうでしょうか?

1割の資金で行われるFXファンドなどの積極運用では20〜50%のハイリターンを追求します。この目標はレバレッジを効かせれば、さほど難しいものではありません。

この場合であっても資産全体で想定されるリターンは先ほどの国際分散投資と変わらないでしょう。

一方、想定外の事態で積極運用の1割が飛んだとしても、損失は全体の10%。資産の配分に気をつければ、リスクを取った運用もそのリスクを低くおさえることは可能なのです。

関連性の薄い不動産などを投資対象としてポートフォリオに組み込むことと、アクティブな積極投資も一部に留めれば、理想的な分散投資になりうるということです




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