初心者は投資信託を相談する場所がない?
初心者にとって相談する場所が実はありません。理由は業者に聞いても圧倒的な知識の違いからいいように誘導されてしまうからです。
ここでは相談を他にしなくていいように、あなたが自力でまず投資信託のどんな箇所をみていけばいいのか案内をしたいと思います。
投資信託を行う前に各ファンドの特徴を確認してください。
たとえば、今人気のファンド「欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース)」の特徴としては、3つのコース(欧州通貨コース・円コース・豪ドルコース)があります。
基準価格チャートを確認し、1年日次、3年日次、5年月次と確認することで、近年のチャートを確認できます。
分配金込の基準価額、基準価額、純資産総額を確認し、決算日等もデータとして残ります。騰落率、標準偏差、を時期によってデータ化していますので、株式の取引と同様に、これらの指標を参考にしましょう。
相談せず自力で投資信託を理解するために、人気のファンドを解析してみます!
最近人気のファンド、エマージング・ハイ・イールド・ボンド・ファンド・ブラジルレアルコースは、近年、飛躍的にGDPを上げたブラジル、レアルのファンドです。
2000年から2014年度までGDPが3倍以上になった大国ブラジルは、海外債券ファンドで人気のファンドの一つになりました。毎月、安定した収益分配を可能にするファンドです。
国の成長にかけるこうした債権系の投資信託は、運用会社のスキルよりもこの投資信託自体が自然と上昇傾向にあるので、初心者にとっては、安全といえます。
同じように、あまりリスクをとらずに、にいいリターンが期待できる国家成長系の投資信託としては、インドがあげられます。BRICの国としてブラジルの他にもインド株への投資は今投資家から非常に注目されています。
事実、野村インド株投資は右肩上がりです。2011年から2014年5月まで30%以上の上昇を見せています。
野村インド株投資ではこのファンドの詳細情報を細かく配信しています。
月次レポートや、商品説明資料、目論見書を配信していますので、常に自分の持っているファンドがどのような状態なのかを確認することが出来ます。
これら理論武装をしたうえで、はじめて銀行・証券会社・ヘッジファンド会社へ
投資信託の初心者は、以上のような比較的理解しやすい投資信託の商品に目を通したあとに、いよいよ直接金融機関に問い合わせをしてみましょう。
実際は、多くの銀行や証券会社でファンドを取り扱っていますので最後は店頭に来店して、ファンドについて相談しましょう。
ただ銀行や証券会社の販売員は、実は専門性は低くあなたのほうが知識的に優っている場合も多いです。彼らはあくまで会社のサラリーマンとして会社が推す投資信託を売るだけです。
ファンドの先の運用会社がどういう実績をもち、だれが運用に責任をもち、戦略がどのようなものなのか、リスクについてどういう対応をとれるのか、など、少しでも深く調べようとすると満額の回答は帰ってきません。
少なくとも投資信託は、一般投資家向け、悪く言えば素人向けの金融商品ですので、あなたが自力で知恵を積み、見解をもてるだけの勉強をしたならば、専門性の高い運用会社に直接問い合わせるほうが賢明といえます。
国内のヘッジファンドは複数存在します。
彼らは高度な運用手法で毎年絶対的なリターンを目標に運用活動をします。
またなんといってもプロですので、相談をする相手としては申し分がないでしょう。
あなたの金融レベルが低いうちは証券会社の窓口で相談し、レベルがあがれば直接運用会社に問い合わせて相談することをおすすめします。
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