毎月分配より1年償還もの


1997年に販売されたグローバルソブリンオープン(毎月決算型)という投資信託は、日本の投資信託市場において大ヒットとなった商品です。

今まで、投資信託の基準価額の上下が、株式を購入した時の株価が上下するものと変わらないと気づいていた投資家たちは、投資信託を購入してきませんでした。

ところが毎月一定の割合で分配金が入ってくるこの仕組みは、上記のような投資家の心理はうまくなだめることに成功しました。5兆円以上の資金が流れ込んだグローバルソブリンに続くとばかり様々な種類の「毎月分配型投資信託」が作られるようになりました。

仮に運用が成功して毎月少しずつ資産が増えているとしましょう。

毎月分配型は、運用で増えた分を毎月支払ってしまうため、利益は毎回課税対象になります。

単純に考えて、運用がうまくいっている間はそれを原資に追加して複利の運用をする方が効率が良いです。もともと年金の代わりだとか、生活費としてアテにしているといった、毎月の分配金が絶対に必要という人以外は、長期でお金を増やしましょう。毎月分配するより1年後に償還や分配金をもらうほうが、得です。

これが5年10年の長期の資産運用と考えた場合、なおさら手元に残る金額は変わります。
しっかりと自分自身でシミュレーションできる知識を身につけたいところです。


投資信託でも結局同じ!「運用会社」と「直接」契約するのなら・・・ ベテラン投資家(43歳)が選ぶ、投資信託ファンドおすすめ5選 14年間、あらゆる投資信託やファンドを購入してきた経験から、日経平均が上がっても下がっても、しっかりと利益をだす戦略ロジックをもった「日本製ヘッジファンド」とでもいうべき、実力のある国内ファンド会社を管理人の投資経験をからランキング形式で大紹介。

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ファンドマネージャーは東大出身。外資系金融機関で培った手法で手堅い運用を得意としている。金融のエリートで構成される資産運用会社。
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