エクシア合同会社(EXIA、旧エクシアジャパン)


運用成績 20/20 得点83
預かり資産 18/20
運用年数 13/20
投資手法 12/20 オススメ度
話題性 20/20 ★★★★★★★

運用期間 資産総額 2019年リターン 月間平均リターン
4年9ヶ月 360億 35.33% 約4.6%



評価

エクシア合同会社
(EXIA、旧エクシアジャパン)ってどんな会社?


エクシア合同会社(EXIA、旧エクシアジャパン)は、2016年4月にサービスを開始した、各事業に投融資する投資会社です。

エクシア合同会社自体では運用は行わず、シンガポール法人である「EXIA PRIVATE LIMITED」「ゴールドマン・サックス」「JPモルガン・チェース」へ融資をして、これらの会社から得た貸付利息によって収益を上げています。

図で表すと以下のようになります。



ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースは、世界でも大規模な投資銀行であるため、このような金融機関に貸付けを行えるのことは、エクシア合同会社の信頼性も感じられます。

エクシア合同会社(EXIA、旧エクシアジャパン)は怪しくない?

いくら世界的に有名な投資銀行に貸付けを行っているとはいえ、エクシア合同会社自体が信頼できるといえませんね。

この点をリーガル面などを中心に調査してみました。



引用:公式HPより一部抜粋

こちらはエクシア合同会社と顧問契約をしている、専門機関の一部です。

ここには法律顧問の一部しか載せていませんが、他にも税務顧問、法務顧問、人事労務顧問などリーガル面でしっかりと固めています。

仮にエクシア合同会社が詐欺やポンジスキームをしている可能性があるとしたら、このような法律顧問や税務顧問などの専門家が顧問契約を結ぶことは考えにくいでしょう。



エクシア合同会社の担当者に会ってきました! 【2020年11月20日】

私は今年(2020年)からの出資者させて頂いており、情報収集のために何度かエクシア合同会社のS氏にお会いすることがあります。

今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、なかなかお会いできないなか、久しぶりにS氏にお会いできたので、その備忘録を兼ねて記していきます。



「お久しぶりです。最近のエクシア合同会社の総出資金の集まり方はかなり順調そうですね。」

S氏「お陰様で今年はエクシア合同会社にとって飛躍の年になりました。」

「今年はコロナショックもあり、出資者である私も心配していましたたが、3月は5%以上の配当を出されましたよね? あれだけ厳しい相場の中で結果が出せる要因はなんですか?」

S氏「大きく2つあると思います。1つは実質的なファンドマネージャーである、弊社CEO菊地翔のトレーディング力です。菊地は常々投資で10戦10勝はありえないと申しており、6勝4敗のトレードを目指しています。資金管理を徹底し、一定のキャッシュを手元に残しつつ、トレードをコントロールしています。2つ目は、分散投資の効果です。これまではシンガポール法人であるEXIA PRIVATE LIMITEDのみでの運用に頼っていましたが、リスクヘッジの観点からゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースにも投資を開始しました。これにより安定した収益を上げられるようになったと思います。」

「エクシア合同会社は菊地さんあってこそ、といっても過言ではなさそうですね。話を別の話題に移らせて頂きます。先ほど今年は飛躍の年となりましたと申しましたが、会社として何か行った施策などはあるのでしょうか?」

S氏「はい。エクシア合同会社が貸金業として登録したことと、子会社に第二種金融商品取引業の免許を持つエクシア・アセット・マネジメント株式会社を傘下においたことです。これにより、お客様からより一層信頼を得ると同時に、金融事業の拡大が可能になりました。」

「なるほど、言ってしまえばエクシア合同会社が国や金融庁に認められたということですね。そういえば、この前新宿駅の近くでエクシア合同会社の看板を見ましたよ!」

S氏「そうです、現在は六本木、新橋、新宿に看板を出しています。最近ではJRの山の手線や新幹線にも広告を出し、ブランディングにも力を入れています。」

「最後になりますが、今後のエクシア合同会社の展望などがありましたら教えて下さい。」

S氏「実は2020年10月に、エクシア合同会社が株式会社オウケイウェイヴより、暗号資産交換業者である株式会社Last Rootsの発行済株式の91.46%を取得しました。Last Roots社は日本発の独自仮想通貨(現在の暗号資産)であるc0ban(コバン)を開発し、2017年3月に仮想通貨取引所であるc0ban取引所をオープンさせています。そしてみなし仮想仮想通貨交換業者として営業し、2018年10月にc0ban取引所において、c0banと円の取引ペアの累計取引高が100億円を突破しました。」

「実質的にLast Roots社の買収ということですね。この買収により、エクシア合同会社で新たな動きなどはあるのでしょうか?」

S氏「Last Roots社がエクシア合同会社グループに加入することにより、暗号資産という最先端の投資商品及び取引所における取引の場を提供することが可能になります。またエクシア合同会社の子会社であるエクシア・アセット・マネジメント株式会社において、Last Roots社と連携の上、暗号資産ファンドの組成・募集の取り扱い、暗号資産の投資助言等の新たなサービスが提供できると考えております。」

「確かに、暗号資産はこれからの金融業界においては、重要な投資対象となりそうですね。これからのエクシア合同会社が楽しみです。お忙しい中、ありがとうございました!」


私がエクシア合同会社に出資をした理由

それではここから2020年4月より出資を始めた筆者が、なぜ出資をしたのかをまとめていきたいと思います。

理由は以下の3つです。

@他の投資案件と比べて圧倒的なり周り
A最低投資金額が100万円からという敷居の低さ
Bロックアップ期間もなく、出金もスムーズ


他の投資案件と比べて圧倒的なり周り

エクシア合同会社の注目ポイントはなんといっても、圧倒的な利回りの高さ。

これまで4年以上の運用を行ってきていますが、一度もマイナスを出したことがないのはもちろん、月平均4%以上の配当を出し続けています。

配当合計
2016年 97.35%
2017年 43.89%
2018年 44.04%
2019年 35.33%
2020年(10月までの実績) 32.73%

これだけの配当を出し続けるため、一部では「怪しい」「詐欺」「ポンジスキーム」ではないか、と思うのが投資家の心理ですよね。

その点ですが、2020年10月現在の投資家数が6,717名、これまで出金拒否などもないため、心配はいらないでしょう。

ただし配当が高いということは、それと同等にリスクも高いということ。

私の場合は、エクシア合同会社以外にも様々な投資対象に投資をしていますが、その中でもエクシア合同会社はあくまで「スパイス的な投資」です。

「増えたらラッキー」というような感覚で出資し続けています。

どのような投資でもいえることかもしれませんが、投資はあくまで余裕資金で行うことが基本ですね。


最低投資金額が100万円からという敷居の低さ

たとえば当サイトランキング1位においているBMキャピタルの最低投資金額は1,000万円からです。

多くのヘッジファンドの場合は、最低投資金額は1,000万円、1億円なんてところが多いです。

しかしエクシア合同会社は100万円から。この敷居の低さには大変驚きました。

私もBMキャピタルに投資をしており、また別のファンドに1,000万円を入れるのは、資金に余裕がなく苦しいなぁ、と思っていたところにエクシア合同会社の話が流れ込んできて、100万円ならと思い出資を決めました。


ロックアップ期間もなく、出金もスムーズ

多くのヘッジファンドの場合、出資を決めて運用が開始されると、すぐに出金をすることができません。

たとえばBMキャピタルであれば、投資を始めて3か月間は解約できないのです。これを「ロックアップ期間」といいます。

しかしエクシア合同会社はこのロックアップ期間がないのです。そのため、たとえば今月出資をして来月すぐに出金しても構いません。

さらに投資したお金をそのまま複利で運用し続けてもいいし、毎月配当だけをもらう単利での運用でもどちらも対応してくれます。

私はまだ出金したことがありませんが、出金方法もメール1通送れば手続きがしてくれるため、煩わしさなどはないとのこと。

この点も投資家を安心させてくれる大きな材料ですね。


エクシア合同会社に出資するためのリスクは?

どのような投資にもいえることですが、投資をする前に「リスクは何か・どのくらいあるのか」を理解しておくことは基本です。

これを知らないで投資をすることは、多くの投資家が勝てない原因です。

ではエクシア合同会社のリスクとはどのようなものがあるのでしょうか?

まずは投資対象が外国為替であることから、為替リスクが挙げられます。

私も外国為替、いわゆるFXでの取引経験がありますが、為替は1分1秒で大きく動くことがあります。

たとえば2015年に起きた「スイスフラン・ショック」では私も損失を被りました。

確かにエクシア合同会社の実質的な凄腕ファンドマネージャーである、菊地氏の手に委ねれば、自分でトレードするよりもいい結果が得られるのでしょうが、今後も利益を出し続けるとは限りません。

またエクシア合同会社自体の経営が傾き、配当が出せなくなるリスクもあります。

エクシア合同会社への出資は、あくまでエクシア合同会社の社員権の取得であり、我々投資家は会社が上げた利益の一部を受け取っているに過ぎません。

そのためエクシア合同会社が、今後なんらかの要因で経営が傾いて配当が出せなくなるリスクがあることも覚えておくといいでしょう。


まとめ

最近のエクシア合同会社の話題性は、他の投資案件と比べ圧倒的です。

ただしそれはあくまで世間の意見。投資を判断するのはあなた自身です。

エクシア合同会社では、担当者と面談を常に受け付けているため、出資するしないにしろ、一度面談を受けてみるのもいいでしょう。

もちろん無料で受けられますし、最近はZoomなどを使ったオンライン面談もしているようです。

以上、長くなりましたが、少しでも参考になる情報が提供できたのなら幸いです。



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ファンドマネージャーは東大出身。外資系金融機関で培った手法で手堅い運用を得意としている。金融のエリートで構成される資産運用会社。
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