公社債型投資信託
投資において、リスクを多く取らず、それ相応のリターンを狙う場合は、債権か国債に投資するのが良いです。あくまでこの水準は、定期預金の金利よりは少し上、というものです。このように基本的にリスクを取りたくない方には、公社債型投資信託を購入することをおすすめします。
まず、この公社債について説明します。
「公社債」とは、国債と地方債や社債といった債権の総称です。公社債型投資信託は、日本の債券に投資したり、物価連動国債に投資したりします。また公社債型投資信託は、株式を組み入れることはありません。
なお、税法上、公社債投資信託の収益は利子所得となり20%の源泉分離課税となります。
この投資信託を売却する場合は、「買取請求」と「解約請求」があります。買取請求書は販売会社に売却することで販売会社が買い手となります。
解約請求は投資家が投資信託を運用する会社に対して投資信託の解約を請求し、お金を現金化し、返金してもらいます。
公社債型投信の運用は、いわゆるパッシブ運用にあたります。保守的な運用ですから、基準価額の変動はあまりなく、分配率も非常に安定しています。大体の場合において、この公社債投資信託はいつでも申し込みが可能です。
分配は年に1回で、収益はすべて分配金となります。