大手ファンドの購入はアリか?
野村證券や、大和証券などといった大手証券会社の名の知られている投資信託やファンドは、実際のところどうなのでしょうか?
とりあえず有名どころだから買っているといった方が多いかと思われます。
まず、いきなりですが管理人の結論からいいますと・・・・成績的に「上がらないことが多い」と思われます。
なぜ、そういう結論なのかを裏付ける代表的な例が、野村證券の「ノムラ日本株戦略ファンド」です。
設定された時期があまり良くなかったため、他の日本株系ファンドも運用成績は悪かったのですが、他のファンドと比べましても、このファンドはあまり成績がぱっとしませんでした。
理由としては、この野村のファンドは設定前からかなり話題を呼んでおり、このファンドの買いをあてにして、先回りの資金が入っていたからです。
後に分かったことですが、こういった現象は、日本国内だけでなく、海外でも有名なファンドであればよく起こるようです。
ジョージソロスの運営する『クウォンタムファンド』は、ポンド売りで一躍有名になりましたが、その後は、さほどよい運用成績は上げられていません。
市場で有名になると、多くの投資家が注目するため、パフォーマンスが落ちる傾向にあるみたいです。
したがって、大手の特に有名なファンドに手を出すのは『得策ではない』と、管理人は思うのです。